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【映像】笑顔が弾ける!2024大会優勝のチーム稲葉
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 団体戦の興奮が、今年もやってくる。ABEMAは、将棋界の早指し王を決める団体戦「ABEMAトーナメント2025」の開催を4月30日に発表した。毎年恒例、大注目のドラフト会議の模様は、5月24日午後7時から放送する。

【映像】笑顔が弾ける!2024大会優勝のチーム稲葉

 「ABEMAトーナメント」は、個人戦として開催された第1回、第2回を経て、第3回からは団体戦に形式を変更。第8弾となる今期はより厳選された7人のトップ棋士が集結し、ドラフト会議で2人ずつを指名、3人1組のチームを結成する。そして、エントリートーナメントを勝ち抜いた棋士チームの計8チームによる団体戦で争う。

 なお、「ABEMAトーナメント2025」では個人賞4部門を設定。最多賞、最高勝率賞、最多対局賞、予選最高成績賞が各1名に贈られる。

 前回大会は、稲葉陽八段(36)率いるチーム稲葉が2期ぶり2度目の優勝を果たした。第1回から4回大会まで優勝を飾った注目の藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)のチーム藤井は、準決勝で2023大会覇者のチーム永瀬に敗れ2年連続のベスト4で終戦。今期こそ自軍を4年ぶりの頂点へ導くことができるか、注目したい。さらに、新リーダーとして伊藤匠叡王(22)が参戦。どんな棋士をドラフト指名するのかにもファンの期待が高まるところだ。

 総勢24名が参加する2025大会に、棋士たちはどのように立ち向かっていくのか。超早指しのスピード感ある白熱の対局、団体戦だからこそ生まれる棋士同士の絆にも注目したい。

 大会のルールは前回までと同様、持ち時間5分・1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールが採用される。チーム同士の対戦は5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ4つのリーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。リーグ内で勝敗数が同じになった場合には、試合内の勝ちを+1、負けを-1として、得失点差の大きいチームが優先される。

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