【MLB】ドジャース15ー2マーリンズ（4月29日・日本時間30日／ロサンゼルス）
ドジャースの大谷翔平投手がマーリンズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。3回の第3打席で放った“超速ファール”が球場に異様な空気をもたらし、観客席がざわつく場面があった。
5-1とドジャースが4点リードの3回、1死一、三塁の場面で大谷が3打席目を迎えた。第1打席で初球をライトスタンドに運ぶ今季7号ソロ、第2打席は四球で出塁後に今季8個目の盗塁を決めた大谷の登場に、本拠地は大きな歓声に包まれていた。
大谷は2球目、ど真ん中にきたシンカーをフルスイング。カンッと乾いた音が響くと同時に打球は逆方向へ大きくファールゾーンへと飛び込んだ。スタンドからは「おおっ！」とどよめきが起き、観客は一斉に打球の行方を見上げていた。中には口を開けてフリーズする人、ビクッと驚くような動きを見せる人の姿が見受けられた。
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