【NASCAR】第10戦 Jack Link’s 500/タラデガ・スーパースピードウェイ(日本時間4月28日)
アメリカで人気ナンバーワンのストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第10戦がアラバマ州タラデガで開催された。同レース中、ピットエリアでマシンと人が接触するアクシデントが起きてしまい、実況席もファンも一時騒然となった。
レース全188周のうちの126周目、ファイナルステージが始まってすぐのこと。放映中に突如、ピットロードの映像が映し出された。77号車のカーソン・ホーセバーがタイヤ交換をするために自身のピットボックスへ入ろうとすると、追走していた21号車ジョシュ・ベリーも、そのひとつ前のスペースにある自身のピットへ入ろうとした。
この時、先に停車したホーセバーのマシンがボックスの枠線内ギリギリに停車したため、右フロントタイヤ担当のクルーがピット枠の外にはみ出てしまう。すると、後方からきたベリーのマシンはこのクルーに接触! まず、持っていたタイヤが弾き飛ばされ、クルー自身も接触してボンネットの上に押し出された。
解説の桃田氏によれば、「ピットボックスでのペナルティは、右リアまでボックス内に入れば(マシン全体が)入ったことになるので、タイヤ担当クルーがどこにいたかによりますが……たぶんペナルティにはならないです」とのこと。実際、ジョシュ・ベリーにペナルティはなかったようだ。
その後、マシンと接触した本人であるホーセバーのピットクルーがインタビューに答えて「私は大丈夫だ」と発言する映像が流れたことで、彼の無事が確認されている。しかし、レース中に笑顔で本人が登場するあたりは、アメリカのレースらしい大陸的なおおらかさが感じられた。
危うく事故となりかけた今回の危険なアクシデントに対し、視聴者からは「あっぶなw」「免停だな」「クルー轢きかけた」「普通に立ってたけどピットクルー頑丈だな」「尻に手当ててたから当たったよな」「ノーペナなのか」「大丈夫なのが南部の男」といった驚きと感心のコメントが並んだ。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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