【MLB】ブレーブス - ドジャース(5月3日・日本時間4日/アトランタ)
ドジャースの大谷翔平投手がブレーブス戦に「1番・DH」でスタメン出場。3回の第2打席で3試合ぶりとなる今季8号アーチを放った。5月初アーチで、先発・佐々木朗希投手を援護する一打が“パパ第2号”となった。
4月29日(日本時間30日)のマーリンズ戦では初回に「パパ1号」となる先頭打者アーチ。翌30日(同5月1日)のマーリンズ戦でも第5打席に今季3本目となる三塁打を放つなど、打撃の調子が上向いてきた大谷だったが、それを証明するような一発だ。
この日は天候不良による“レインディレイ”でプレイボールが3時間6分遅れ、現地時間22時21分(当初、19時15分開始予定)プレイボールとなった中、大谷は集中を切らすことはなかった。ブレーブスの先発スペンサー・シュウェレンバックを相手に初回の第1打席からセンター前ヒットを放つと、続く3回の第2打席でアーチを描いた。
1-1の同点で迎えた場面、シュウェレンバックが投じた初球79.0マイル(127.1キロ)のカーブを捉えると、35度で打ち上がった打球はセンター後方へグングン伸びていき、打球速度107.3マイル(約172.7キロ)、飛距離415フィート(約126.5メートル)の豪快弾となった。この一発でチームは2-1と勝ち越しに成功した。
今季はこの試合を前に、30試合の出場で打率.277、7本塁打、10打点、9盗塁、出塁率.381、長打率.538、OPS.919。この本塁打で5月に入ってから初ホームランとなった。
ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースも試合開始時点で22勝10敗、現在6連勝中で勝率.688はメジャー30球団中トップと好調をキープ。打線も残留したテオスカー・ヘルナンデスやエドマンが絶好調で、投手陣は山本由伸が4月の月間MVPを受賞するなどメジャー2シーズン目にしてサイ・ヤング賞を狙える好投を続けている。
大谷は例年、5~6月にかけて一気に調子を上げてくるだけに、今季中に予定されている「投手復帰」と併せて好調なチームにさらに勢いをつける爆発に期待がかかる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





