しかしここから醍醐の逆襲が始まる。自風の北をポンしてイーシャンテン。親の瑞原がリーチをかけて来たが、醍醐も萩原がツモ切った9索をチーして、危険牌の7筒を強打。カン3索待ちのテンパイを組んだ。その後も三万、生牌の東と、危険牌を次々に切り飛ばしていく。この粘りが、瑞原に3索を掴ませた。北で1000点、今シリーズ開幕戦を、貫禄のトップで飾った。
首位の渡辺、それに次ぐ瑞原を沈めてのトップ。この結果に試合後の醍醐は「今日トップを取って、並び順次第では並ぶ感じになる。最高の並びになりましたね」「こんなにうまく行かないですよ、なかなか。めちゃくちゃうれしかったですね」とコメント。先日、退任が伝えられた近藤誠一監督(最高位戦)については「近藤監督とフェニックスで戦うのはこれが最後。なんとか今年優勝するしかないなと、強い気持ちでやっていきます」と語った。
熱戦を物語る試合結果Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




