ところが11巡目の持ってきたのは、まさかの2筒。9巡目に1索を捨てていれば2筒が暗刻になっておりテンパイが取れていたはずだった。これには解説の朝倉康心(最高位戦)も「痛いけど…いじわるなツモですね」と気持ちを代弁していた。しかしこれで終わらなかったのが瀬戸熊だ。終盤14巡目に上家のセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)が切った1筒をチーして打1索で6筒・ドラの西のシャンポン待ちでテンパイ。するとこのチーにより自分がツモるはずだった白を赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)に流すことに成功した。
さらに小林が16巡目、西を掴んだことで瀬戸熊がロン。西・ドラ3の満貫をカウンターで決めるという離れ業がきれいに決まった。ファンからも「今のはすごい」「こんなにきれいに決まることあるのか」「最高の展開」といった声援が飛んでいた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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12月8日(月)
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