どっちに進んでも待つのは地獄…。麻雀という競技においてはそんな救いのない瞬間も度々訪れる。「朝日新聞Mリーグ2024-25」ファイナルシリーズ、5月6日の第1試合ではTEAM雷電・黒沢咲(連盟)が満貫確定のテンパイになるも、維持しようとするとどちらも放銃するという“絶望の2択”に表情を歪めるシーンがあった。
TEAM雷電はセミファイナルシリーズをぎりぎりの4位で通過。その立役者になったのは最終日に大逆転トップを決めた黒沢だった。チームはファイナル初日に2着・ラスとポイントを伸ばせず、2日目の第1試合で再び黒沢の爆発力で初優勝への反撃を狙った。
東3局1本場、セミファイナルで個人トップと好調だったU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)がトップ目の状態で、7巡目に役なしながらカン5索でテンパイ一番乗り。続いてシーズンMVPのセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)が白・ドラの五・八万待ちでテンパイした。さらに10巡目、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)がツモれば満貫以上確定の4・7索待ちでリーチ。黒沢は3人からプレッシャーをかけられた。
どっちに進んでもつらい結末が…Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




