【MLB】ダイヤモンドバックス 5—2 ドジャース(5月8日・日本時間9日/アリゾナ)
「1番DH」で先発出場したドジャースの大谷翔平投手が土壇場9回に回ってきた第5打席で今季11号ホームランを放った。打球速度112.9マイル(約181.7キロ)、飛距離426フィート(約129.8メートル)、打球角度22度。
ファン待望の「由伸援護弾」だ。この試合、ドジャースの先発は防御率0.90でリーグトップを走る山本由伸投手。昨季からともにドジャーブルーのユニフォームを纏うチームメイトだが、昨季の大谷は山本登板試合でのホームランが0本。今季も山本の登板7試合のうち6試合に出場し、25打数4安打、打率.160、0打点と一部ファンの間では「由伸が投げるとなぜか打てない」と心配の声も聞かれていた。
この日もダイヤモンドバックス先発のファートを相手に第1打席はセンターへのライナー、第2打席はセンターフライ、第3打席はセカンドゴロ、7回表の第4打席はこのイニング途中からマウンドに上がったビークスを相手に空振り三振に倒れた。
レギュラーシーズンに限れば2年目にしてこのホームランが初の「山本由伸登板試合」での一発。すでに山本が降板した後の打席ではあったが、嫌なジンクスに終止符を打った。大谷自身も直近6試合で4本塁打と、得意の6月に先立ち量産体制に突入している。
試合開始時点で大谷の今季打撃成績は35試合出場で打率.299、10本塁打、15打点、10盗塁、出塁率.411、長打率.620、OPS1.031。すでに自己最速となる「10‐10(10本塁打、10盗塁」)も達成し、今季も自慢のパワーとスピードをいかんなく発揮している。
25勝12敗でナ・リーグ西地区首位を走るチームとともに、バットも好調を維持。主砲・大谷、エース・山本……2人の日本人がワールドシリーズ連覇を目指すドジャースを投打でけん引している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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