【MLB】ダイヤモンドバックス 5-3 ドジャース(5月8日・日本時間9日/アリゾナ)
ドジャースの山本由伸投手がダイヤモンドバックス戦に先発出場。今季8度目の登板は5回、86球、6安打、4奪三振、5失点で降板。ドジャースは3-5に終わり、山本が今季3敗目を喫した。
前回の登板は、日本時間3日のブレーブス戦。6回、91球、1安打、2四球、6奪三振、無失点という圧巻の内容で4勝目をマーク。この試合を前に3月〜4月の月間MVPが発表され、山本が初受賞していた中で、その実力を存分に披露した。
この日は、ナ・リーグ西地区のライバル、ダイヤモンドバックスと対戦。初回はわずか11球で三者凡退に打ち取ると、2回は2死から連続安打を浴びたものの、アレク・トーマスから空振り三振を奪ってみせた。3回も先頭にヒットを許しながら後続を内野ゴロのダブルプレーに打ち取り、テンポ良くゲームメイク。しかし、4回に崩れてしまう。
先頭のパビン・スミスを四球で歩かせてしまうと、ジョシュア・ネーラーに内野安打、ユジニオ・スアレスに死球を与え、無死満塁の大ピンチを招いてしまう。するとガブリエル・モレノにカウント2-0から投じた91.9マイル(約147.9キロ)のカットボールを右中間スタンドに運ばれ、メジャーリーグ挑戦2年目で初のグランドスラムを浴びてしまった。
いきなり4失点を喫した山本は、直後に立ち直って2者連続三振と内野ゴロで切り抜けたものの、5回にもケテル・マルテにライトへの弾丸アーチを打たれ、さらに1失点。後続を打ち取り5回までを投げ抜いたところでこの日は降板となった。
投球内容は、5回まで22人と対戦して86球、6安打、5失点、2四死球、4奪三振。今日の最速は2回に見せた95.9マイル(154.3キロ)であり、防御率は1.80まで後退。日本時間3月29日のタイガース戦以来となる1試合2被本塁打となった。
試合は、ドジャースが山本を援護できないまま7回まで無得点。8回に2点を返し、9回に大谷のホームランでさらに1点を返したものの、同地区のライバルに3-5で敗れ、山本が今季3敗目を喫した。なお、大谷は5打数1安打、1本塁打で、連続安打を6試合に伸ばした。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





