そんな朝乃山が両国国技館に姿を現すと、“待ってました”と言わんばかりに、客席は大きな歓声で迎えた。そのあまりの応援の盛り上がりに「これ結びの一番?」「朝乃山への声援、優勝決定戦かと思った」というコメントが届いたほどだ。
迎えた幕下十四枚目・千代虎(九重)との取組では1度目の立ち合いで合わずに突っかけられる格好となったが、2度目の立ち合いは成立。バチンと激しくぶつかり、けんか四つの相手に、朝乃山はじりじりと圧力をかけて前進し、最後まで前に出て押し切った。その瞬間、またも館内は大歓声に包まれた。
土俵下に降りた朝乃山は1年4ヶ月ぶりの国技館での勝利の味を噛み締めているようにも見えた。この姿に相撲ファンは「泣きそう…」「強い朝乃山が戻ってきた」などと反応していた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗





