山下三段は2018年に奨励会に入会。前期は6組で準優勝の成績を飾り、5組へ昇級していた。今期は5組決勝進出を決めると日本将棋連盟が新たな規定を新設し、今期の奨励会三段リーグ終了時点で自身2つ目となる“次点”を獲得することに。今期、降段点に該当しない限りプロ入りの権利を得る。
現在は奨励会所属の高校生。プロ以外がクラス優勝及び決勝トーナメント進出は史上初の大快挙だ。決勝トーナメントを勝ち上がれば6歳年上の絶対王者・藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)への挑戦権も獲得することとなる。決勝トーナメントは、各組から猛者が集結。過去に5組優勝から挑戦権を獲得したのは、現叡王で2023年の伊藤匠七段ただ一人だ。今まで以上に厳しい道のりとなるが、「これまでと変わらず一局一局を丁寧に積み上げていけたら」と語る山下三段は、夢の階段をどこまで駆け上がることができるのか。期待は高まるばかりだ。
この歴史的快挙に、ファンも大興奮。ABEMAの視聴者からは「スター誕生」「将棋界逸材多すぎ案件」「竜王戦夢あるわー」「聡太より6コ下かー」「本戦も楽しみね」「将来もタ恩師三だな」「流石に注目だよな」「こんなことあるんや」と祝福とともに驚きのコメントも多数寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





