【MLB】ドジャース9—3アスレチックス(5月14日・日本時間15日/ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手がアスレチックス戦に先発。6回88球を投げ被安打4、6奪三振3失点で5勝目を挙げた。「1番・DH」でスタメン出場した大谷翔平投手も先頭打者アーチを含む2安打と山本を援護する活躍を見せた。
山本は昨季18試合に先発し、7勝2敗、防御率3.00の好成績を残した。今季もここまで8先発で4勝3敗。8日(日本時間9日)の前回登板ではメジャーでは初となる満塁弾を浴びるなど5失点を喫し負け投手となってしまったが、それでも試合前の時点で防御率は1.80。昨日メッツの千賀滉大投手に抜かれリーグ2位となったものの、防御率1点台はナ・リーグでこの2人だけと抜群の安定感を見せていた。
前回に続き中5日で今季9度目の先発マウンドに上がった山本は、1回をわずか13球、2奪三振で三者凡退と最高の立ち上がりを見せる。
大谷翔平の13号先頭打者ホームランで先制点をもらった山本は2回も無失点に抑えたものの、2-0とリードした3回にアスレチックス打線に捕まってしまう。無死からヒットで出塁を許すと、2死後2番ソダーストロムに1発を浴び同点とされてしまった。
その後両チーム1点ずつを入れて迎えた6回、ドジャースが代打ロハスのタイムリーツーベースで勝ち越しに成功。さらに8回にはベッツのタイムリー、マンシーの3ランでドジャースが一挙5点を追加。山本は6回を4安打3失点にまとめ、今季5勝目を手にした。防御率は2.12。
大谷は第1打席で4試合ぶりの1発となる13号先頭打者ホームランを放つと、6回にも内野安打を放ち4打数2安打。打率を.307とし、13本塁打はナ・リーグ3位タイとなった。
佐々木朗希投手が右肩のインピンジメントで負傷者リスト(IL)入りしたことが発表され激震が走ったドジャースだが、山本由伸がクオリティ・スタートの投球を見せ、大谷が援護弾。日本選手2人が佐々木の無念を晴らす活躍を見せた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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