【NASCAR】第12戦 AdventHealth400(日本時間5月12日)/カンザス・スピードウェイ
アメリカで大人気のストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第12戦がカンザス州で開催された。結果は、カイル・ラーソンの予選&全ステージトップという完全勝利に終わったが、その陰ではライバルがマシントラブルに泣かされていた。
ステージ3に入ってすぐの197周目、1台のマシンのクラッシュにより追い越し禁止のイエローコーションが発生する。各マシンがここぞとばかりにピットへ突入していき、注目の4台の映像が映し出されると、3位を走っていた11号車のデニー・ハムリンのマシンも当然のように抜かれていた。
しかしハムリンのマシンにはクラッチトラブルが発生しており、前回ピットに入った際もスタッフが車体を押してエンジンを始動させる、いわゆる「押しがけ」で再スタートしていた。果たして今回はどうかなるかと実況席もかたずをのんで見守っていたが、やはりエンジンが停止してしまう。
解説の桃田健史氏が興奮して「押せ押せ押せ押せー!」と叫び、今回もピットクルーによる押しがけにチャレンジしたが、わずか数メートル先、他チームのピット真横でストップ。すぐさま4人のクルーがかけ寄り、今度は11号車をまた自チームのピットボックスへ戻すことになった。
押しがけでもスタートできないということで、その後はクルーがウインドウを外して車内に身体を滑り込ませて何か作業をしていたが、最終的にはリタイアというチームの判断が下り、ハムリンのマシンはガレージへ運ばれていくことになった。
トップ争い中に脱落した不憫なハムリンやピットクルーに対し、視聴者からは、「ハムリン出れない!?」「あーハムリンかからなかった」「ハムリンモームリ」「重いんだよなあNASCAR」「クラッチ逝ったか」「さよならハムリン」「ドナドナ」など、同情するコメントが集まった。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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