「何者? 強くなりそう」“大横綱”の血を継ぐ15歳の新人力士、館内ざわめく豪快白星 「横顔きれい」端正な顔立ちにも脚光 大相撲 2025/05/17 07:29 拡大する <大相撲五月場所>◇六日目◇16日◇東京・両国国技館 史上初めて幕内優勝10回を達成した“大横綱の血を引く”新人力士が、大迫力の勝利で館内を沸かせた。体重が倍近く重い相手を豪快に転がした一番に「何者?強くなりそう」「横顔きれい」とファンが盛り上がった。 注目を集めたのは、序ノ口十三枚目・山野邊(出羽海)。今場所序ノ口デビューを果たした山野邊は、第31代横綱・常ノ花の玄孫(やしゃご)だ。常ノ花は大正末期から昭和初期にかけて活躍した力士で、史上初の幕内優勝10回に達したことでも知られる大横綱。引退後は年寄・藤島(のちに出羽海)を襲名し、力士出身としては初の日本相撲協会理事長にも就任、戦後の角界の礎を築いた人物でもある。 続きを読む 関連記事