藤井聡太名人VS永瀬拓矢九段 “宇佐神宮対局”は千日手が成立 永瀬九段の先手であす午前9時から指し直し/将棋・名人戦第4局 将棋藤井聡太,永瀬拓矢 2025/05/17 19:55 拡大する 将棋の第83期名人戦七番勝負は5月17日、藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)と挑戦者・永瀬拓矢九段(32)による第4局の対局が行われ、午後5時3分に61手で千日手が成立した。指し直し局は先後を入れ替え、あす午前9時から永瀬九段の先手番で指される。 藤井名人の3連勝で迎えた第4局。宇佐神宮御鎮座1300年記念として開催されている本局は、千日手が成立し指し直しが決まった。 千日手局は、藤井名人の先手で角換わりの出だしに。後手の永瀬九段が3三金型を選んでいた。対局1日目はじりじりとした展開で藤井名人が長考に沈む場面も。持ち時間を大量に消費した藤井名人は指し直し局では後手番になるため、頭を垂れて深く悩む表情も見せていた。 続きを読む 関連記事