アメリカのトランプ大統領が2期目就任後、初の本格的な外遊として中東を訪問した。
まずは2011年から続いていたシリアへの制裁解除を電撃発表。シリアと言えばアサド政権が化学兵器を使って反政府デモに対抗したことから、アメリカの制裁がスタートした。
第一次政権で、トランプ大統領はアメリカで行われていた習近平氏との会食中に一時離席し、シリアへの空爆指令を出し、中国の国家主席の度肝を抜いた逸話もある。
今回の制裁解除の背景には、対米投資の拡大を望むトランプ大統領と中東の情勢安定を望むサウジアラビアとの“ディール”があったとみられている。
トランプ氏、中東で“荒稼ぎ”?
