会談ではサウジアラビアがアメリカに対し、総額6000億ドルの経済投資をすることで合意。日本円にすると、およそ89兆円だ。この中には1420億ドル(約21兆円)のアメリカ製の武器を購入することも含まれている
その後、トランプ大統領はカタール入り。カタール航空がアメリカ・ボーイング社の航空機を最大210機(960億ドル・約14兆円)購入することで合意。カタール政府との間では、エネルギー分野などでの対米投資を含む35兆円規模の経済協定に合意したと発表した
初の本格外遊では、合計120兆円超えの荒稼ぎ。得意のトランプディールは成功したとはいえ、シリアへの制裁を解いて本当に問題はないのか。国際政治学者の舛添要一氏は「トランプが決めたシリアへの制裁解除決定は、アメリカの担当部局には寝耳に水。ワシントンDCでは対応に苦慮している」とコメント。
紛争をそのままにして帰国…
