そんな中で花田氏が気になっていたのは、再開後、金峰山がまわしのどの位置に手を取るかということだった。まわし待ったがかかった時点で、金峰山はほどけたまわしの先端を持っていた。それをしっかりと結び直したので、必然的にまわしを持つ位置を変えないといけない。放送席は「どこを持たせますか?」と注目した。
すると再開後、金峰山は後ろまわしをしっかり掴んでおり、藤井アナは「普通のまわしを取らせました」とアナウンス、寸前の状況から再現するのは難しかった。金峰山はそのまま寄り切り、6勝目をあげた。千代翔馬は6敗目。
この取組を受け、藤井アナが「金峰山は(まわし待ったで)ひょっとしたら有利になったかもしれません」と話す一方で、花田氏は「有利に働きましたかね」と同調しつつ、「ただ、これも相撲ですからね」と再開後にまわしを持つ場所はそこしかなかったことを説いていた。
長きにわたって相撲に携わっている花田氏が「私もはじめて見ました」と言うほど、“まわし待った”を巡るさまざまな事情が勝敗に影響することとなった一番。藤井アナも「ほどけて戻した時に持つ場所は確かにないですね」「これは仕方がなかったです」とレアケースな一幕であったことを伝えていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2026年1月場所 千秋楽
更新日時:2026/01/25 18:05
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗
