<大相撲五月場所>◇中日◇18日◇東京・両国国技館
前頭八枚目・金峰山(木瀬)が、前頭五枚目・千代翔馬(九重)を寄り切りで下した一番では、まわし待ったが入る場面があった。解説の元横綱・若乃花の花田虎上氏は、まわしが緩んだ時点で異変に気づき「審判が手を上げてる」と言及。さらに式守勘太夫がまわしを直し、取組を再開させる一連の様子を見て「私もはじめて見ました」と珍しがっていた。
立ち合いからがっぷり四つで組んだ金峰山と千代翔馬。体格の大きい金峰山は千代翔馬の後ろまわしをがっつり掴んだが、徐々にまわしが解けてしまう事態に……花田氏は「止めないと」と行司の動向に注目した。
それから、花田氏は「審判が手を上げてる」と言及。土俵外からも指摘が行われる緊急事態となったが、次の瞬間、両力士の動きが止まったことを確認し、式守勘太夫が“まわし待った”をかけた。実況を務めた元NHK大相撲中継の実況でお馴染みの藤井康生アナウンサーは、この状況について「まわし待ったです。これは行司の見せ場です」と説明した。
花田氏「私もはじめて見ました」2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



