【NASCAR】All-Star Race（日本時間5月19日）／ノースウィルクスボロ・スピードウェイ
アメリカで大人気のストックカーレース、NASCAR（ナスカー）のオールスター戦が開催された。大人しかったレース展開のなか、中盤になって3台横並び状態からNASCARらしい派手な接触が見られ、実況席も視聴者も盛り上がっている。
序盤からあまり荒れない展開が続いたが、全250周のうち100周を消化したところで、運営からレースを盛り上げるためのイエローコーションが出された。各マシンはタイヤ交換や燃料補給を済ませ、残り142周からリスタートとなる。
すると、いよいよ各車が積極的にポジションを取り始め、残り139周となったところで、ついに激しいクラッシュが発生した。絡んだのは、その前の周あたりから小競り合いをしていた、1号車のロス・チャステインと2号車のオースティン・シンドリック。
チャステインがアウト側を走り、それを追うシンドリックがミドルラインを走りながらターン（コーナー）の立ち上がりへ。2台が接触した瞬間、シンドリックのさらに内側に48号車のアレックス・ボウマンがいたため、シンドリックのマシンは挟まれる形で身動きが取れず、チャステインの1号車とともにトラック内側へドロップアウトしてしまった。
1号車、2号車ともに、なんとかピットまで辿り着いたが、修復に時間を費やすこととなった。リプレイ映像で2号車が2台に挟まれる姿を見た解説の百田健史氏は、「サンドイッチだね！」と冗談混じりでコメントし、接触の状況説明をしながら、「さあNASCARらしくなってまいりました」とも言っている。
視聴者からも、「形変わってる」「強制的にピットに入れられてる…」「むぎゅう」「今のよく抜けたな」「サンドウィッチ」「挟まっちゃった」などのコメントが集まり、このクラッシュを見て盛り上がっているような様子が伺えた。
（ABEMA『NASCAR Groove』／(C)NASCAR）
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