【MLB】マーリンズ 2ー1 カブス（5月21日・日本時間22日／マイアミ）
カブスの鈴木誠也外野手と、“PCA”ことピート・クルーアームストロング外野手の仲の良さが垣間見れる瞬間だった。ベンチ内で行われた“水ぶっかけ”のいたずらに現地放送局も注目。今永昇太はなんとも言えない表情で2人のやり取りを見守る一幕があった。
話題のシーンは、日本時間21日に行われたマーリンズ戦でのこと。この日はカブス打線が大爆発し、1ー1の同点で迎えた6回には打者一巡の猛攻。鈴木の第12号2ランホームランを含む8得点で試合の大勢は決した。さらに9回にも5得点を挙げて、14ー1でカブスが勝利している。
鈴木は5打数3安打、4打点の大暴れ。そんな“熱々”の活躍を見せた鈴木をクールダウンするように、ダグアウト内ではPCAがイタズラを行った。鈴木の肩を抱き抱えて呼び止めると、突然、手に持っていた水を鈴木の胸元にかけたのだ。鈴木は、何も言わずにPCAにされるがまま。水がかけられると大きなリアクションを見せ、それを見たPCAも大笑いとなった。
2人のやり取りの奥には今永の姿も。口をもごもごしながら、一瞬鈴木に目をやると、なんとも言えない表情を浮かべながらその場を後にしていた。
このやりとりは日本時間22日のマーリンズ戦で現地放送局が紹介。「昨晩のこのシーンが、私は全体の中で一番印象的だったと思いました。PCAが『お前、熱すぎるからクールダウンしろ』って言ってたんです。それが本当だったのか試合後に本人に聞いたところ、確かにそうだったと認めていました」と2人のやり取りを伝えている。
またカブス公式『X』でも取り上げられており、ファンたちは「彼らはベストフレンドだな」「彼ら2人がカブスの顔だ」「カブスの素晴らしい試合の裏で、こんなに面白いことが！」「スズキもPCAも最高だよ」「素晴らしい友情だ」「まるで子供のように戯れ合うスズキとPCA」「スズキのリアクションが最高だよ」といった反応が見られた。
鈴木とPCAは以前から仲良しであることが伝えられている。日本時間5月13日のマーリンズ戦で、鈴木が今季10号となる2ランホームランを放った際、ダグアウトでは背後からPCAが忍び寄り、鈴木の耳元で何かを言っている様子が中継映像に映し出された。どんな会話がされたのかは明かされていないが、鈴木も笑いながら水を飲むなどまるで恋人同士のようなやり取りを見せていた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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