WBとシャドーは様々な組み合わせが可能
左WBは三笘薫(ブライトン)と前田大然(セルティック)が選外となり、2番手だった中村が今回のレギュラー格。ただ、このドリブラーが前記した通りコンディション的に出場が難しいとなれば、オーストラリア戦から森下、平河、俵積田などがいきなりスタメンに抜擢されるシナリオもありえる。今予選は出番ゼロながらチームを献身的に支え、盛り上げてきた38歳の長友佑都(FC東京)にも、どこかでプレータイムが与えられるか。
主力の南野拓実(モナコ)が休養となり、旗手怜央(セルティック)も怪我で外れたシャドーは、森保監督が会見で「新顔も多い中でリーダー役として期待している」と語った久保建英(レアル・ソシエダ)、そして鎌田が軸になる。デンマークで公式戦12ゴール・6アシストと躍動して約1年ぶりに復帰した鈴木唯人(ブレンビー→フライブルク移籍が決定済み)にも大いに期待したい。さらに三戸、平河、佐藤、佐野航大、俵積田、森下なども選択肢になる。
CFは一番手の上田綺世(フェイエノールト)、二番手の小川航基(NECナイメヘン)、さらに所属クラブで出番に恵まれない古橋亨梧(レンヌ)も外れた。1年目のブンデスリーガ1部で11ゴールと結果を残した町野修斗(キール)、イングランド2部で9ゴールの大橋祐紀(ブラックバーン)、そして今季は所属クラブで準レギュラーの扱いながら森保監督が以前から気にかけて招集している細谷真大(柏レイソル)が、2試合でプレータイムを分け合う形になるか。
大胆な陣容入れ替えを断行し、「結果とテストの両立」を目指す森保監督は、無数の組み合わせがある中で、はたしてオーストラリア戦とインドネシア戦でどんなメンバーを組んでくるのか。注目される。
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