前頭八枚目・金峰山(木瀬)が、前頭十六枚目・嘉陽(中村)を突き出しで下した一番では、土俵上での嘉陽の予想の斜め上をいく“奇策”に、元横綱・若乃花の花田虎上氏が笑ってしまう一コマがあった。
初顔合わせとなった金峰山と嘉陽。立ち合い当たっていった両力士だが、次の瞬間、嘉陽は後退りし、金峰山との間合いを取った。しかし引きの相撲を見せた嘉陽に対し、金峰山は前へ、前へと出ていき、最後は突き出した。金峰山は10勝5敗、嘉陽は7勝8敗と負け越しで今場所を終えた。
花田氏「前に出るっていうのはわかるんですけど…」2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



