【MLB】パイレーツ6-5ブルワーズ(5月23日・日本時間5月24日)           
5月23日(日本時間5月24日)に行われたピッツバーグ・パイレーツ対ミルウォーキー・ブルワーズの一戦で、“怪物”ポール・スキーンズが披露した打者が絶望する“剛速球”が話題となっている。
0-0、両チーム無得点のまま迎えた2回表・ブルワーズの攻撃。この回先頭のサル・フリリックに対してスキーンズは、初球、ほぼ真ん中へと投じた158km/hの剛速球でファウルを打たせてストライクを先行させると、そこからスライダーとスプリットを高低に絶妙に投げ分けカウント1-2と追い込むことに。そして勝負の5球目、打ち気にはやるフリリックに対してスキーンズが投じたのは、内角膝元いっぱいのところへと“ズバンと決まる”159km/hの剛速球。近いところ、それも低めいっぱいへと投じられた160km/h近い剛速球とあって実速度以上に速く見えるのか、フリリックは思わず手が出ずにこれを見逃すと、ストライクのコールに首を振ると、まさに“成す術なし”といった様子で脱力し、天を仰ぐこととなった。相手打者に“絶望”ともいえる感情を抱かせるこうしたスキーンズの投球に、ファンからは「エグすぎ」「なんだこれ」「この球をどう打てと」「怖すぎる」「絶望」「スキーンズ、打者に向っていく感を全面的に出すの好き」といった様々な反響が巻き起こることに。