【MLB】メッツ 3—1 ドジャース(5月25日・日本時間26日/ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手がメッツとの試合前にライブBP(実践形式の打撃練習)を実施。打者相手の登板は、2023年8月23日のレッズ戦以来、実に641日ぶりとなる。右肘の手術を経てリハビリを続けてきた大谷が、ついに実戦形式の登板にまで調整段階を進めたことになる。
この日のライブBPでは計22球を投げ、最速97マイル(約156.1キロ)をマーク。2三振を奪うなど順調な仕上がりを見せた。鋭く落ちるシンカーも披露し、打者を驚かせる場面もあった。
中継の解説を務めた元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏も、ライブBPの映像を見て「いよいよですね。いろんな球種を投げたということと、スピードもそれなりに出てましたからね。いい感じじゃないですか」と復帰へ向けた大谷の状態を高く評価。「いきなりこれだけ出たら十分」と語り、なかでもシンカーの鋭さに「今の凄いですね!」と脱帽した様子だった。
さらに大谷は、この日の試合に「1番・DH」でスタメン出場し、初回にメッツ先発の千賀滉大投手の2球目をライトスタンド上段に運ぶ先制の今季18号先頭打者アーチを放ち、打者としても健在ぶりを見せつけた。
今後もライブBPを継続していく見込みで、投手・大谷の本格復帰へ向けた道のりがいよいよ動き出した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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