【MLB】メッツ 3—1 ドジャース(5月25日・日本時間26日/ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手がメッツ戦に「1番・DH」でスタメン出場。第1打席でメッツ先発の千賀滉大投手から今季18号先制ソロを放った。豪快な一発の“直後”に見せた、何気ない仕草が注目を集めている。
千賀とは日本球界時代から何度も対戦しており、NPB通算では22打数5安打2本塁打、メジャーでは2023年8月に対戦、そのときは1打数1安打2四球と全打席出塁を記録していた。
2年ぶりの対決となった第1打席で大谷は、千賀の2球目、真ん中寄りのストレートを一閃。打球速度108.2マイル(約174キロ)、角度31度、飛距離411フィートという驚異の一発をライトスタンド上段へ叩き込んだ。
ベンチに戻る際、大谷を出迎えたのは、大量のヒマワリの種を手に喜びを爆発させるテオスカー・ヘルナンデスをはじめとしたドジャースナインたち。笑顔ではしゃぐお祭り騒ぎ状態だったが、ベンチに戻る直前、打順を待っていたフリーマンに対して、大谷は軽くタッチを交わす前に“ペコリ”と小さく一礼していた。
派手なパフォーマンスでもなく、大げさなハイタッチでもなく、ただ自然体で交わされた一瞬のやり取り。フリーマンの打席への集中を乱さぬよう配慮したのかもしれない。そのさりげない所作には、大谷の人柄とチームメートへの深いリスペクトが滲んでいた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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