【MLB】ロッキーズ 3—4 カブス(5月27日・日本時間28日/シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が「3番・DH」でロッキーズ戦に出場。3回には先制となるタイムリーヒットを放った。鈴木はこれで、MLB全体で50打点に一番乗りとなった。ベンチでは40歳の大ベテランも大喜びするなど、歓喜の瞬間となった。
注目のシーンは3回、1死満塁の場面だった。この日2度目の打席に立った鈴木は、右腕のマルケスと対戦。ここまでMLBトップの打点を稼ぐ鈴木の打席で、現地の解説も「一番大きなところは、彼が今までよりもリラックスして打席に立てること。ここも素晴らしいチャンスで回ってきました」と期待を込める。するとその初球、インハイへのナックルカーブをうまく引っ張り込むと、100.3マイル(約161.4キロ)の弾丸ライナーが、ライト前に落ちてタイムリーヒットとなった。
現地実況は「強烈な打球がレフトへ!ショウがホームイン!これはタイムリーヒットになった。スズキが100マイルを超える弾丸ライナーをレフトに打ち返した」と大興奮。本拠地リグリー・フィールドのファンも大歓声となった。
さらにダグアウト内は鈴木のタイムリーにお祭り騒ぎ。体を乗り出していた40歳の大ベテラン、ジャスティン・ターナーは両手でサムアップと満面の笑みで鈴木のタイムリーを喜んだ。
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