将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負第5局が5月30日、茨城県古河市の「ホテル山水」で指し直し局を行っている。ABEMAの中継には、増田康宏八段(27)が出演。新幹線の車内で目撃したという、“藤井名人の移動中の過ごし方”を明かした。
増田八段は前期の棋王戦でタイトル初挑戦。今年2~3月に行われた五番勝負で藤井名人と激闘を繰り広げた。結果は3連敗で敗退となったものの、再びのタイトル戦登場に大きな期待が寄せられている。
この日、解説者としてABEMAの中継に出演した増田八段は、遠征から帰京する際の藤井名人の様子についてのトークを展開した。棋王戦の決着局となった新潟市から東京に戻る際、「藤井さんと新幹線の席が近かった」という増田八段。「藤井さんが右側だったんですけど、僕は一列後ろの左側だったので藤井さんのことが見えるんです。そうしたら、藤井さんはパソコンを取り出していて、画面には将棋盤が映っているんです。カチカチカチカチ、と。もうそこで研究しているんだ、という感じで見ていました」と秘話を明かした。
増田八段「藤井さんは普通にカチカチやっていて…」




