村田六段はこれまでABEMAトーナメント地域対抗戦などのフィッシャールール出場経験はなく、今回が初出場。8回目の開催にして自力で初出場を叶えた村田六段に、ファンからは「あっきーキターーーーーー」「やだ!嬉しいーー」「やったねあっきー」「待ってたよお!あっきー」「さすが八冠阻止しそうになった漢」「あっきーかっこいいよー!」と喜びのコメントが押し寄せることとなった。

 今期のエントリーチームは、それぞれ予選ブロックを勝ち上った山崎隆之九段(44)、宮嶋健太四段(25)と結成。村田六段は、「ABEMAトーナメントに一度出たかったので、初出場をとても楽しみにしています。チームを組めたということで本番に向けて練習将棋もいろいろ教わることができると思うので、それも楽しみにしています」と語り、晴れやかな笑顔を見せていた。

◆ABEMAトーナメント2025 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が8回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士7人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全8チームで行われる。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。
ABEMA/将棋チャンネルより)

【映像】関東Bブロック突破を決めた村田顕弘六段
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