席が決まった時から、勝利へのプランは練られていた。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2025」予選1stステージB卓が6月2日に行われ、白鳥翔(渋谷ABEMAS・連盟)がトップ通過で2ndステージに進出。2位には河野高志(RMU)が入った。
第1試合は東家から渡辺太(赤坂ドリブンズ・最高位戦)、白鳥、河野、逢川恵夢(協会)の並びで開始。東1局、いきなり河野に倍満をツモられ苦しい滑り出しも、南2局2本場の親番で南・赤・ドラの6000点(+600点、供託2000点)で逆転。その後、南3局では河野に再逆転を許して2着。
第2試合は東家から河野、白鳥、逢川、渡辺の並びで開始した。第1試合でラスを引き、後がない逢川が序盤からリード。白鳥は東4局、その逢川に痛恨の満貫放銃。逢川が通過となる並びを作られてしまった。しかし挽回のチャンスは南場の親番でやって来た。7巡目に234の三色同順が確定した平和のリーチ。白鳥はあっさりこれをツモり、リーチ・ツモ・タンヤオ・平和・三色同順の1万8000点が成就、逆転に成功した。
こうなると、後は河野との阿吽の呼吸で局消化だ。南3局の逢川の親番は白鳥が、そして南4局の渡辺の親は河野が早々にアガってゲームセット。白鳥が河野と共に2ndステージへの勝ち上がりを決めた。
試合後は「本当は河野さんをやっつけたかった。河野さんはRMUの頂点。隆晴より上ってことじゃないですか?河野さんを倒したら、僕が隆晴より確実に上。でも、いかんせん強くて…」とチームのエース多井隆晴(渋谷ABEMAS・RMU)の名前を出して、スタジオの爆笑を誘った。
イメージ通りの戦いだったと語る白鳥翔Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




