5月29日には農水省で行われたのは備蓄米の試食会だ。用意されたのは、4年前から去年までに作られた4種類の米。もはや恒例行事となった「古米当てクイズ」で、小泉氏はそれぞれを口にして「ちょっと硬いな」と、2021年の古古古米を見事に当てた。

 5月30日には2021年産米「古古古米」を多く備蓄する神奈川県内の備蓄米倉庫を視察。「こんなに素晴らしい管理をしているところ、世界でもなかなかない」と、低温管理され保存状態は安心安全であることをアピールした。

 精力的に活動をする小泉氏だが、5月23日に東京の江東区にある精米店を視察した際には「高級車ブランド『レクサス』で視察」「なめるな!」と、なぜか車まで批判の対象になってしまうことも。

 小泉氏は5月26日に農水省で「最優先課題は間違いなくコメの価格を安定化させること。そして安くおいしいお米を一日も早く消費者の皆さんに届ける」と、コメの安定化を図るため、500人規模のコメ対策集中対応チームを発足。これに対して石破茂総理大臣は「非常にスピーディーな対応だった」と評価している。

国会では“珍事”が続々
この記事の写真をみる(2枚)