【NASCAR】第14戦 Cracker Barrel 400(日本時間6月2日)/ナッシュビル・スーパースピードウェイ
アメリカで人気のレース、NASCAR(ナスカー)の第14戦がテネシー州ナッシュビルで開催された。今季好調のトヨタのドライバーがスピンを喫し、このクラッシュに対してファンの間でさまざまな意見が飛び交っている。
クリストファー・ベルは、今季すでに3勝をおさめ、トヨタ・カムリに乗るドライバーのなかでは現在ポイントランキングトップにつけている。今大会「クラッカー・バレル400」でもその実力を発揮し、ステージ1を終えた時点で5位と好位置につけていた。
しかし、ステージ2の119周目、リスタートした際に20号車のベルのマシンがスピン。斜め後方を向いたまま、ウォールに激しく激突してしまう。ベルの20号車は、スピンする寸前に同じ43号車のエリック・ジョーンズのマシンに接触していたが、解説の古賀琢麻氏によれば、「時間帯ですね。路面が冷えてタイヤが暖まりにくいコンクリートなので(スピンが)出ます」と、どうやら路面コンディションが原因だったようだ。
コンクリートを用いたトラックは、アスファルトのトラックと比べてグリップが低く、滑りやすい。今回の舞台である「ナッシュビル・スーパースピードウェイ」も、現在のNASCARで最大のコンクリートトラックということで、路面温度が低くなってくるとスピンやクラッシュが起きやすくなるのだ。
このベルのクラッシュは、「注目を集めた接触を見てみよう」というコメントとともにNASCARの公式Xでも取り上げられ、話題になっている。視聴者からは、「コーナー入る前から接触してた」「エリックが負けなかったのはいいことだ」「エリック・ジョーンズに手を出すな」「押したか押されたか、それが問題だ」「最高のドライバーはどっち?」など、さまざまな感情が入り混じった声が見られた。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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