【MLB】ドジャース6-5メッツ(6月3日・日本時間6月4日)
6月3日(日本時間6月4日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・メッツの一戦で、ドジャース・大谷翔平への“疑惑の判定”が物議を醸している。
1回表の攻撃でメッツが1点を先制し、迎えたその裏ドジャースの攻撃。この回先頭で打席に入った1番・大谷は、“全球直球勝負”のメッツ先発タイラー・メギルに対し、初球から積極的に振っていくもカウント1-2と追い込まれることに。そして注目の4球目、メギルが投じたのは外角いっぱいのところを突く155km/hの剛速球。この1球、ストライクゾーンから外れたように見えたことから、大谷も見送ったものの、球審の判定はまさかのストライク。そのため、大谷は天を仰いだ後で打席を出ると、静かに首を振りながらベンチへと引き上げていくこととなった。実際、この1球はMLBの公式サイト上でも完全なボール球として記録されており、言ってしまえば“ボール球のストライク”でしかないのだが、ファンからは「審判どこ見てんだよ!」「誤審だろ」「最近誤審多くない?」「ありえない」「酷すぎる」「1球もストライクゾーンに投げてないw」「これは大谷さん呆然」といった様々な反響が巻き起こることに。
いわゆる“疑惑の判定”、とりわけストライクorボールの判定を巡っては、今季も様々な形で選手と球審とがトラブルとなっているが、その大半はあからさまなボール球をストライク判定されたことで起きる衝突。審判も人間である以上、間違いがあることは当たり前だが、判定ミスが頻発すれば、勝負に水をさしてしまうだけに、既にマイナーリーグで導入され、メジャーでもスプリングトレーニング期間中に試験運用されていた“ロボット審判”をはじめ、こうしたトラブルが減る施策が求められるところだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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