【MLB】ドジャース 6—5 メッツ(6月5日・日本時間6日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がメッツ戦に「1番・DH」でスタメン出場。第3打席で守備シフトでほとんどスペースのなかった“一二塁間”を、打球速度102マイル(約164.2キロ)のグラウンダーでこじ開け、球場を沸かせた。
3-4とドジャースが1点を追う展開となった5回、1死走者なしで打席に立った大谷。相手先発左腕ピーターソンの初球、内角低めのシンカー迷いなく振り抜くと、打球は一塁方向に強く転がり、かなり一塁寄りに守っていたセカンドと一塁ベースの“極狭ゾーン”を鋭く抜けてライト前へ。
守備の動き出しがほんの一瞬でも遅れていたら防がれていたであろう、完璧なピンポイントショットだった。
中継の視聴者からは「打率上げ谷になってるやん」「これがヒットになるのが他との違いだよな」「6月谷やっぱえぐい」「全然いいんだよー」など、納得と称賛が入り混じるコメントが相次いだ。
この日は第2打席でも二遊間を抜けるセンター前ヒットを放っており、これで2試合連続、今季14度目のマルチ安打をマーク。“6月男”の異名通り、じわじわと調子を上げる姿に「状態はいい」「打率上げていくぅー」など、24号への期待の声も高まっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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