ブランクを一切感じさせない、堂々たる打ち回しだった。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2025」予選1stステージC卓が6月6日に行われ、近藤誠一(セガサミーフェニックス・最高位戦)が首位で2ndステージ進出を決めた。今期限りでセガサミーフェニックスの監督を勇退し、選手としてMリーグへ復帰を目指すレジェンドが決めた跳満ツモの逆転弾は、多くのファンを熱狂させた。2位通過は初参戦の高雲飛(最高位戦)。
第1試合は東家から近藤、高雲飛(最高位戦)、松本吉弘(渋谷ABEMAS・協会)、中田花奈(BEAST X・連盟)の並びで開始。近藤は開局の親番で親満貫をツモ。残り1枚のアガリ牌を引き込み、勝負強さの健在を示すと、南1局でも6000点をツモってダメ押し。盤石の試合運びで復帰戦を制した。
試合後は「感慨深さや緊張が来ると思っていたのですが、意外とすごく楽しくて、遠足に来た気分ですかね。そっちの方が勝っていました。もちろん緊張もしましたけどね」とコメント。
あわや敗退からの逆転劇Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




