第2試合は東家から中田、松本、高、近藤の並びで開始。ここで近藤は、トップ者としてのアドバンテージを活かして攻めるが、効果的なアガリが遠い。南2局はわずか4巡目に3・6筒でリーチをかけるも空振り。さらには南3局4本場、高に痛恨の7700点（＋1200点、供託1000点）を放銃すると、持ち点は箱下となってしまった。
第1試合でトップの選手があわや敗退かと、ファンも案じる中で、最後に入ったチャンス手は南3局7本場。ドラの東が対子の七対子をリーチとすると、力強く待ち牌の8筒をツモ。リーチ・ツモ・七対子・ドラ2の1万2000点（＋2100点）で3着へ浮上し、これが決定打となって首位通過を決めた。
試合後は「1位で通過は信じられませんね。何がどうなったらこうなるのかね」とコメント。南3局7本場の跳満については「あのぐらいしか勝ち上がりようがなかった。まさに起死回生の一発が決まった感じで」と語り、リポーターから「フェニックスらしいですね」と返されると「わっはっは！」と大笑い。
醍醐大（セガサミーフェニックス・最高位戦）ら自軍の選手が勝ち上がれば、同卓の可能性も高い。近藤は「そうなれば楽しいかもしれないし、コロッと負けたら最悪ですよ、それ！」と答え、同部屋対決に対してまんざらでもない様子だった。
激闘を物語る試合結果Mリーグ 日程
12月8日（月）
12月9日（火）
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