東4局もついに10本場。終わりが見えない仲林の連荘を止めたのが金宮だ。配牌からマンズで2面子が完成していた。阿久津翔太(最高位戦)もなんとか食い止めようと鳴きを連発したが、金宮は順調に手を進めて6巡目でテンパイ。カン六万ながら果敢にリーチを選択した。
ここからやや手こずったが、山に残り1枚になったところで清水香織(連盟)が手詰まり。不要牌になった六万を放つと、これで金宮はロン。リーチ・ドラ・裏ドラでアガった。珍シーンはこの後。アガリ点は5200点だったが、供託2000点に加え、さらに積み棒が3000点分。仲林から「10本場です」と助け舟を出されると、金宮は「5200は…8200」と正しく申告した。
ファンからは「聞いたことない申告」「5200は8200とか初めて聞いたぞ」「満貫で草」「そんなん言うことないもんなぁ」「なんだこれ」と驚きの声が続出。トータル2位で通過した金宮はインタビューを受けた際「初めて言いました!」と笑うと「(本場表示が)消えてるもん!」と、本来であれば何本場かわかるものが、10本場まで到達してしまったことで、うまく表示されていなかったと説明していた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mトーナメント プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初となる冠大会で個人によるトーナメント戦。現Mリーガー36人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者24人、計60人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手は、予選2ndステージからシード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、ファイナルステージに分けて行われ、それぞれ2位までが次のステージに進出。セミファイナル(ベスト8)、ファイナルを経て優勝者を決める。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)




