【MLB】ロッキーズ2-4メッツ(6月6日・日本時間6月7日)           
6月6日(日本時間6月7日)に行われたコロラド・ロッキーズ対ニューヨーク・メッツの一戦で、メッツ・千賀滉大の投球に翻弄された相手打者が、気のないスイングで空振り三振に倒れた場面が話題となっている。
0-1、メッツ1点のビハインドで迎えた4回裏・ロッキーズの攻撃、無死一塁の場面で打席に入った4番のライアン・マクマホンに対して千賀は、ほぼ全球、外角低めにフォークと直球を集める配球でカウント2-2とすると、勝負の5球目は、外角低めのボールゾーン、かなり遠いところへと落とす130km/hのフォークを投じることに。すると、この徹底した投球に嫌気がさしたのか、マクマホンはあからさまにバットが届かないコースへの1球であったにもかかわらず空振りし、天を仰ぐこととなった。こうした千賀の投球とマクマホンの三振した姿に、ファンからは「やる気なさすぎw」「絶望やん」「これはしゃあない」「無慈悲すぎる」といった様々な反響が巻き起こることに。
千賀といえば、MLBでのデビューイヤーから落ち幅の大きな“お化けフォーク”で多くの打者を翻弄してきたが、その印象を上手く使う形で、今季は“お化けフォーク”と見せかけて直球やスライダーなどを投げ込み、相手打者の意表を突く場面もしばしば。空振り三振だけでなく、場面によっては打たせて取る投球も見せるなど、変幻自在の巧みな投球で臨む千賀に、今後も多くの打者が手こずりそうな気配だ。