【MLB】パドレス 2—5 ドジャース(6月11日・日本時間12日/サンディエゴ)
ドジャースの若き外野手が、敵地を騒然とさせるスーパープレーを見せた。ドジャースのパヘス外野手の99マイル“ノーバン捕殺”に、敵地が騒然としている。
ナ・リーグ西地区で首位に立つドジャースは、敵地のサンディエゴでパドレスとの3連戦最終戦を迎えた。1ゲーム差で迎えた1勝1敗のラバーマッチで、序盤のターニングポイントが2回に訪れる。
ドジャースは先発のカスペリアが、1死からシーツ、ボガーツと連打を浴びて一、二塁のピンチを迎える。続くクロネンワースとの対戦でカウント0ー1から2球目のストレートをセンター前に弾き返された。
1点を覚悟する場面で、今季ブレイクした24歳の若き外野手の強肩が発動する。自身の手前で弾むボールをキャッチしたパヘスは、そこから2ステップを踏んでバックホームに力いっぱいのボールを投げ込む。すると矢のような送球は、ノーバウンドでスミスのミットへ。ややホームベースからはそれていたが、走り込んでくるシーツをタッチアウトとした。
このビッグプレーに敵地のぺトコ・パークは騒然。生還を阻まれたシーツもその場で俯くなど大きな落胆を見せた。
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