全9局の戦いを制したチーム豊島の豊島九段は、「お二人とも良い将棋を指してくれた」とチームメイトに感謝。「非常にリラックスして臨めましたし、奨励会時代のような雰囲気で楽しく過ごせた」と充実した時間だったことも強調した。
次戦は、予選1位通過をかけて前年覇者の稲葉陽八段(36)率いるチーム稲葉との対戦が決まった。「稲葉リーダーと若くて強い2人(上野裕寿五段、吉池隆真四段)でバランスの取れたチームですが、頑張っていきたいと思います」と語り、静かなる闘志を燃やしていた。
◆ABEMAトーナメント2025 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が8回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士7人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全8チームで行われる。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)


