少しでも長くこの場で戦うために、猛獣女子は牙をむいた。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2025」予選1stステージI卓が6月16日に開催。菅原千瑛(BEAST X・連盟)が決めた逆転の親跳満に、ファンからは「来たね!」「これはすごいわ!逆転!!」と大きな歓声が上がった。
第1試合を2着で終えていた菅原は、第2試合の南2局で4着目から親満貫をツモり、トップ目の忍田幸夫(麻将連合)、2着目の坂井秀隆(最高位戦)を猛追。連荘で迎えた南2局1本場に、さらなる大物手が入った。4着目の勝又健志(EX風林火山・連盟)から先制リーチを受けた菅原の手は、赤五万が浮いた形のイーシャンテン。テンパイにこぎつけたのは流局直前の16巡目だ。赤五万を勝負し、5・8索待ちでリーチをかけた。5索なら一盃口、8索はドラ。勝又の1・4筒が山に1枚限りであるのに対して、菅原の待ちは3枚も残っている。
実況の小林未沙は「ドラは、いますよね?」と解説の小川光(RMU)に確認。小川も「ドラ2枚いる」と力強く応じ、菅原のツモに注目した。ファンも「山に3枚だ!」「チャンス!」「たのむひろえ!」「やっときたあああああ」と熱気が籠る。
菅原千瑛、意地の親跳満が炸裂!Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




