【MLB】ドジャース 6—3 パドレス(6月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)
投手・大谷翔平を救った野手の“超絶美技”が話題となっている。ドジャースのエドマン内野手が、一、二塁間を破る痛烈な当たりをキャッチ。大谷の窮地を救ったプレーにファンたちが歓喜している。
ナ・リーグ西地区首位に立つドジャースと、3ゲーム差で3位のパドレスによる首位攻防戦。この日は大谷が「1番・投手」としてマウンドに上がり、663日ぶりに二刀流解禁となった。
注目の初回、最速100.2マイル(約161.3キロ)を投じるなど出力十分の大谷だったが、連打で無死一、三塁のピンチを招くと、3番のマチャドにセンターへの犠牲フライを許して失点した。なおも1死一塁で、打席には4番のシーツを迎える。
ここで大谷はスイーパーとシンカーで簡単に2ストライクとする。しかし3球目のファウルを挟んで、そこから3球連続でボールとなりフルカウントとされた。勝負の7球目、大谷はインコースに98.9マイル(約159.2キロ)のストレートを投じると、詰まったあたりが一、二塁間へ。フリーマンが果敢に飛びつくも、キャッチできずボールは外野へと抜けるところだった。
そこにカバーに入ったのがエドマン。やや後方の位置から回り込んで右膝で滑り込みながらボールをキャッチ。すぐに上体を起こして、膝立ちの状態から一塁へと送球した。すると、先ほど飛びついていたフリーマンもすぐに立ち上がってベースカバーに入り、エドマンの送球をキャッチしてシーツをアウトにした。
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