第2試合は東家から村上、瀬戸熊、浅見、佐々木の並びで開始。村上はトップを取ればほぼ通過、東1局から持ち前のリーチ攻勢を仕掛けた。789の三色同順をほぼ決め打ち、カン8索待ちのテンパイを大きな声で「リーチ！」。これを浅見からすぐさまアガり、リーチ・一発・三色同順・赤の1万2000点を入手した。同1本場にも親満貫を、今度は佐々木からロン。これで持ち点は5万点オーバー、さらに同2本場は赤5索待ちの七対子・ドラ2をツモ。3局連続の親満貫でダントツとなり、その後は固い守備力を活かして逃げ切った。
顔面を紅潮させ登場した勝利者インタビュー。「とてもうれしいです！」と笑顔でコメント。カギとなった局には東1局を挙げ「ほとんど789（三色同順）決め打ち」と胸を張った。久しぶりのMの舞台、村上は「1回戦は緊張していましたね。ちょっとふわふわしたというか、安全牌の切り順がいつもと違った」と語り、一方で快勝を収めた第2試合は「めちゃめちゃ良かったですね。展開が良すぎて、恵まれました」と満足げだった。
代名詞のリーチは第1試合で6回、第2試合は5回。この活躍にファンも「おめでとう！」「ずんたん頼むぞ！」「おめでとうズンターン」とエールを送った。2ndステージの対戦相手は全て最高位戦の選手。手の内を知り尽くした旧友を相手に、再びリーチ超人の熱い戦いが見られそうだ。
2位は寿人、試合結果Mリーグ 日程
12月8日（月）
12月9日（火）
Amazon人気商品
