また、評価には多様性が必要だとする。「服装のセンスや優しさ、読書の早さ、字のキレイさ……。あらゆる評価軸から、『この強みがあるから、勉強できなくても良い』とすべき。評価軸を全部なくしてしまうと、自信が持てなくなる。自信を持てる特徴を見つけるために、もっと評価の時間は増やすべきだ」。

 評価軸については、教える側にも同様のものを求めてもいる。「『教えるのは下手だが、いい人だからこの人に言われた通りに進みたい』という生徒がいてもいい。学校側が『成績がどれくらい上がったか』『学校がどれくらい楽しくなったか』と質問して、先生の良いところを評価する仕組みにすれば、こんなよく分からない話にはならない」。
(『ABEMA Prime』より)
 

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