【NASCAR】第17戦 The Great American Getaway 400(日本時間6月23日)/ポコノ・レースウェイ
アメリカで人気のストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第17戦が開催された。タイヤ交換作業に取りかかろうとしていたピットクルーに危険なアクシデントが生じ、関係者やファンが息をのむシーンがあった。
レースはステージ2に入ってすぐ、イエローコーションが出されると、この追い越し禁止タイムを利用してタイヤ交換や給油を実施するため、多くのマシンがピットへ駆け込むことになった。もちろん早くピット作業を済ませれば、より前の順位でコース復帰できることから、ドライバーもピットクルーも作業を急ぐことになる。
16号車のA.J.アルメンディンガーマシンがピットへ入ると、一歩遅れて88号車のシェーン・ヴァン・ギスバーゲンも目の前のピットへ入ろうとしていた。しかし、アルメンディンガーのシボレー・カマロはブレーキが一瞬遅れてしまい、通常より車体半分ほど前へ停車してしまう。
その際、右側にいたタイヤ交換担当クルーと接触してしまい、クルーが手で抱えていた交換用のタイヤが吹っ飛ばされて、ちょうど目の前のピットへ入ってきた88号車のピットクルーに直撃してしまった。このクルーは一度倒れたものの、すぐに起き上がってタイヤ交換作業へ取り掛かっている。
一連のアクシデントを見ていた解説の古賀琢磨氏は「これはペナルティですね」と言及。後ほど、16号車にはピットストップペナルティが課された。また、解説の増田隆生氏は「タイヤが当たったピットクルーは大丈夫だったんですかね?」と心配していたが、後で仲間と話をしている映像が捉えられており、観ていた視聴者もひとまず安心することとなった。
傾斜が少なく距離も長いターン3は、古賀氏によると「逆バンクに見える」ほど攻略が難しく、視界が悪いという。また、「ピットロードへ入りづらい。アプローチする角度が広くて、結構止まりきれないことがある」とも語っている。ただし、「(今回のケースは)ドライバーはどうしようもない。タイヤマンの入るタイミングが遅かった」と推察している。
視聴者からは、「ええええ」「直撃してる」「うわあ」「あっぶねえ」「交通事故じゃん」「ケガしてない?大丈夫?」「うで折れてないか?」「痛くても痛がらない南部の漢」といったコメントが寄せられた。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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