【MLB】ロッキーズ 1ー3 ドジャース(6月26日・日本時間27日/デンバー)
ドジャースのレジェンド左腕の若かりし頃のワンシーンにファンたちが歓喜した。
通算3000奪三振の大記録に迫るカーショー。その第一歩となった初奪三振を奪った貴重な映像が流れた。
2006年にドジャースに入団して以来、ドジャース一筋のフランチャイズプレーヤーとして知られるカーショー。昨季は故障の影響でわずか2勝にとどまったが、今季は先発ローテーションに復帰するとここまで無傷の3連勝を記録。この日もストレートの最速は145キロ前後だったが、スライダーをはじめとした多彩な変化球を操る老獪な投球でロッキーズ打線を手玉に。試合前の時点で通算3000奪三振まであと「8」に迫っていたため、三振を奪うたびに歓声が上がった。
この日は6回1失点5奪三振という好投で、惜しくも大記録達成は次回に持ち越しとなったが、話題となったのは4回裏のロッキーズの攻撃が始まる際、カーショーのキャリア初奪三振のVTRが流れた時だった。
それは今から17年前の2008年5月25日。メジャーに昇格して直後に向かえたデビュー登板でカージナルスと対戦した際のことだった。まだ背番号が54番だった当時20歳のカーショーはシューマッカー外野手からキャリア初の奪三振を記録するところが映し出されたが、この時から夫人は大喜びでその様子を見ていた。
2008年のドジャースと言えば、黒田博樹投手がドジャースへの移籍初年度。当時のカーショーは「クロダが広島に戻るなら、僕もファーストでプレーしたい」と語ったエピソードがあるほど、黒田を慕っていたことでも知られ、今季の東京での開幕シリーズでもカーショーはメンバー外だったが、自費で来日して黒田との再会を果たした。
そして中継は現在に戻り、スタンドにはカーショーの奥様と4人の子供たちが映し出され、17年という時の流れを感じさせた。
あまりに懐かしい映像が流れたため、視聴者からは「カーショー若すぎw」「イケメン」「この時から豪快だなw」と、若き日のカーショーに注目する声が目立った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


