勝利した山崎九段は「序盤は力戦調で村田システム調になったが、うまくできずに封じ手あたりは苦しいなと思っていた。そこから粘り強く指そうと気持ちを引き締めて、途中は負けもいろいろあったと思うが今の自分の実力は出し切れたと思う」とコメント。一方、丸山九段は「激しい将棋になり、よくわからなかった。一瞬良くなったかなと思う局面もあったが、飛車打ちの一手がまずかったか。その後も勝つ手があったかもしれないが、そこからよくわからなくなり形勢を損ねてしまった」と語った。
この結果、山崎九段は2回戦への進出が決定。次戦は8月16日に予定されている信越・北陸大会で、前年覇者の渡辺JT杯覇者と対戦する。
JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






