【WRC】第7戦 アクロポリス・ラリー・ギリシャ(デイ2/日本時間6月27日)
日本時間6月29日までギリシャで開催されたWRC(世界ラリー選手権)で、マシンが危うく谷底に落下しかける危険なシーンが見られた。同車はギリギリで転落を免れ、実況席も安堵することとなった。
フォードのマールティンシュ・セスクスは今季からレギュラーシートを獲得した、未来のWRCを支えるであろう期待のドライバーだ。しかし今大会では、SS2でタイヤをバーストさせてしまうなど空回り気味で、まだ真価を発揮しきれていないようだ。競技2日目デイ2のSS4は、SS2と同じステージを走行。ここでセスクスはコントロールミスを犯してしまう。
上り勾配の左コーナーで、セスクスの乗るプーマ ラリー1はオーバーステアを発生させ、イン側へコースアウトしかけた。しかし、コース横は谷底である。ここでセスクスはなんとか踏ん張り、マシンはギリギリコース内で停車したが、危うく大惨事となるところであった。
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