将棋の藤井聡太棋聖(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、22)に杉本和陽六段(33)が挑戦するヒューリック杯第96期棋聖戦五番勝負第3局は6月30日、千葉県木更津市の「龍宮城スパホテル三日月」で対局を行っている。前日の29日に同所で行われた前夜祭には、今月6日に日本将棋連盟の会長に就任した清水市代女流七段(56)も出席。新会長の姿に、ファンも「きゃー市代さん!」「会長すてき」と興味津々の様子だった。
羽生善治九段(54)から将棋界のかじ取り役を引き継いだ清水新会長。これまでの将棋界では故・大山康晴十五世名人や谷川浩司十七世名人(63)らが務めており、女性会長は初で、棋士とは別制度の女流棋士が会長に就任したもの初めてとなる。2024年に創立100周年の節目を迎えた日本将棋連盟だが、次なる100年に向けてどのような未来を描くのか、その手腕に大きな注目が集まっている。
“会長”として前夜祭で挨拶するのは今回が初




