2025年7月より放送のテレビアニメ『光が死んだ夏(ひかるがしんだなつ)』。原作は「ヤングエースUP」で連載中の同名マンガです。
幼馴染の光(ひかる)が人間ではない“ナニカ”と入れ替わっていることを知った高校生の辻中佳紀(つじなか よしき)。よしきはナニカを受け入れてこれまで通りの日常を過ごそうとしますが、住んでいる集落では奇怪な事件が発生します。
この記事ではアニメ『光が死んだ夏』に登場する高校生の光と、光の姿をした人外の存在・ヒカルについての情報をまとめました。なお原作漫画と同じように人間の光については「光」、光を模倣したナニカについては「ヒカル」と記載しています。
目次
- アニメ『光が死んだ夏』のあらすじ
- アニメ『光が死んだ夏』ヒカル&光のプロフィール!身長や誕生日は?
- アニメ『光が死んだ夏』ヒカルの声優・梅田修一朗さんとは?
- ヒカルはよしきのことが好き?
- 光が生きている可能性は?
- アニメ『光が死んだ夏』ヒカルの正体は?ドロドロとしたものは何?
- まとめ
アニメ『光が死んだ夏』のあらすじ
とある集落で暮らしている高校生のよしきと光。半年前に光が山で1週間も行方不明になって帰って来るという事件がありましたが、光は行方不明になっていた時のことはまったく覚えていないと言います。
山から帰ってきた光に対して、どこか違和感を抱いていたよしきは「……お前、やっぱ光ちゃうやろ」とそばにいた光に告げました。すると、光の体からドロドロとしたものが溢れ出してきて、光の姿をした人外のナニカは自分が光ではないことを認めます。
本物の光はもう帰ってこないことを悟ったよしきは、光の姿をした人外の存在・ヒカルを受け入れて、これまで通りの日常を過ごすことに決めました。友人の姿をしたナニカと歩みだす青春ホラーアニメです。
アニメ『光が死んだ夏』ヒカル&光のプロフィール!身長や誕生日は?
アニメ『光が死んだ夏』に登場するヒカルは、主人公・よしきの幼馴染である光の姿をしたナニカです。半年前に光が禁足地の山で行方不明になり、帰ってきた時にはヒカルが光のフリをして過ごしていました。
ヒカルは「初めてヒトとして生きたんや」「元々生きてたことないしな。こんなはっきり自我持ったんハジメテ」と話していて、自分自身が人外の存在であることを認めています。
ヒカル曰く「完璧な模倣」とのことで、見た目や声など身体的な特徴は光とまったく同じです。ヒカルは光の見た目をマネしているだけでなく、光の記憶も持ち合わせていて、光が食べた物の味や観た映画の内容も覚えていました。
しかしながら、記憶があってもヒカルとして初めて食べた味や初めて観た映画などは新鮮に感じます。光との違いとしては、痛覚がほとんどないとのことです。
原作者のモクモクれん氏はコミックス3巻の質問コーナーにて、ヒカルは髪や身長・爪なども伸びていて身体的な成長もしていると明かしました。ですが、光が生きていた場合に成長した姿と、成り代わったヒカルが成長した姿は少し違うものになるのではないかと思いますとも綴っています。
ヒカルは、人ではない存在を退治することができます。林道でひらがなの「く」の形をしたナニカがよしきに取り憑こうとした際、潰して自分の体の中に入れました。性格は本物の光よりも無邪気で好奇心が旺盛。好きな食べ物はスイカ、おかし、カツです。
人間の光はどんな人物?
光はよしきの幼馴染で、禁足地の山中で行方不明になった少年。劇中では死んだと言われています。
苗字は忌堂(いんどう)。怖いものが苦手で、ホラー映画を観た時には2時間気絶していたとのことです。変顔を披露したり、教師のモノマネをするなど明るい性格でした。
高校を卒業した後の進路については考えていないと答えながらも「多分じいさんの椎茸継ぐんちゃうかなー」と話していました。
プロフィール
■誕生日:3月20日
■身長:165cm
■靴のサイズ:26cm
よしきの誕生日が4月20日なので、光とよしきは同学年ですがほぼ1年ほど違いがあります。光の好きなタイプは、健康で胸がデカい人とのことです。
アニメ『光が死んだ夏』ヒカルの声優・梅田修一朗さんとは?
アニメ『光が死んだ夏』でヒカルと光を演じる声優は、梅田修一朗(うめだ しゅういちろう)さん。梅田さんは千葉県出身で、特技はイラストや音楽ゲーム、趣味はフットサルやラーメン屋巡りです。その年度で最も印象に残る声優や作品にその業績を称える「声優アワード」の第17回(2022年度)にて、新人声優賞を受賞しました。
梅田さんは、大学2年生の時に勧誘されて演劇サークルに入って初めてお芝居に触れました。元々アニメや声優イベントが好きなオタクだった梅田さんは、サークル部員と出会ったことがきっかけで憧れが目標に変わり、声優への道を志したとのことです。
これまでに梅田さんが演じてきた代表的なアニメキャラクターとしては、『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』天道輝役、『小市民シリーズ』小鳩常悟朗役、『青のミブロ』ちりぬにお役などがあります。
梅田修一朗さんのコメント
アニメ『光が死んだ夏』ヒカル役を任せていただきます。梅田修一朗です。
「ヒカル」という存在を演じることはぼくにとって新鮮で、同時に、くらやみを覗くような感覚でもありました。
心もからだも不確かなことが多いけれど、「よしきと居たい」という気持ちだけは確かなものだから、その気持ちをしっかり感じとりながら彼を演じよう。そう思ってオーディションに臨みました。
精一杯演じさせていただきます。
ヒカルはよしきのことが好き?
物語冒頭でよしきに本物の光ではないとバレた際、ヒカルは「身体も人格も借り物やけど、お前のこと大好きやねん…」と告げました。のちによしきが「…お前俺のこと好きか?」と聞いたシーンでは、「…好きや。めっちゃ好き」と返答。その言葉を聞いたよしきは、「前(光)はそんなこと一言も言わんかったなぁ」と光とヒカルの違いを感じていました。
ヒカルはよしきのことを好きだと言うシーンは何度もありますが、原作者のモクモクれん氏はコミックス4巻第21話のおまけページで「光は語彙が少ないので「好き」と言いますが、人間の考える「好き」とはズレています」とコメントしています。
コミックス3巻の質問コーナーではモクモクれん氏が、光の好きなタイプは健康で胸が大きい人ですが、ヒカルはそういう概念がないため好きなタイプとは何かよくわかっていませんと回答しました。
ヒカルはよしきに好きと伝えていますが、友達としての好きなのか、恋愛的な好きなのかはヒカル本人もわかっていないのではないでしょうか。
光が生きている可能性は?
光は禁足地の山で行方不明になった際に死んだと考えられます。
よしきが「なぁ…光はやっぱり死んでもうてるん」と聞いた際には、ヒカルは「この身体、脈も体温もあるけどなぁ、もう死んどるんよ」と返答しました。ヒカルが光に遭遇した時には虫の息だったとのことなので、光は死んでいるのではないでしょうか。
よしきに正体を見破られた時には「模倣した」という言葉を使っていたヒカルでしたが、この身体は死んでいるという発言から光の身体をコピーしたというよりは、光の体を取り込んだり乗っ取って動かしている可能性もありそうです。
アニメ『光が死んだ夏』ヒカルの正体は?ドロドロとしたものは何?
ヒカルの正体は人間ではありませんが、ヒカル自身も自分の正体が何なのか分かっていない様子です。よしきがヒカルに幽霊なのかと質問すると、幽霊という表現はしっくりこない、はちゃめちゃにバケモンなのは確かやけど、と答えました。
猫のメンチ兄貴は、ヒカルを見て異様に怯えて威嚇しました。また、よしきがヒカルの体の中に手を入れるシーンでは、ひんやりとしていてタレに漬けた鶏肉に似てる感触だと表現していました。
ドロドロしたものは何?
ヒカルの体から溢れてくるドロドロについても明かされていません。ヒカルが焦ったり感情がコントロールできない時に、ドロドロが出てくるように見受けられます。
原作コミックス6巻の質問コーナーで読者から「光の内臓はヒカルに残っていますか?」という質問があり、原作者のモクモクれん氏は「残っています」と回答。ヒカルの体は健康な肉体そのもので、細胞に至るまでコントロールしているとのことで、ヒカルの中身のドロドロしたものは肉体を検査しても感知されないと答えました。
まとめ
『光が死んだ夏』に登場する光は、主人公・よしきの幼馴染です。光は山で1週間も行方不明になり、帰ってきた時には人外の存在・ヒカルが光のフリをしていました。
アニメ『光が死んだ夏』でヒカルの声を演じるのは、梅田修一朗さん。これまでに梅田さんが演じたキャラクターとしては、『先輩はおとこのこ』花岡まこと役、『小市民シリーズ』小鳩常悟朗役、『青のミブロ』ちりぬにお役などがあります。
(C)モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会
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